広島県は導入を検討している「宿泊税」について、1人1泊につき一律200円を徴収する案を県議会に示しました。

県の担当者
「税額としては今後の観光施策に必要と考えられる財源、現状をふまえ、一律200円とする案で検討している」

県の案では「宿泊税」の対象は旅館やホテル、民泊などの宿泊者で、観光やビジネスなど宿泊目的にかかわらず、1人1泊あたり一律200円を徴収するということです。

ただ、修学旅行などの学校行事に参加している児童・生徒については宿泊事業者の意見も踏まえ、課税を免除するかどうか検討が必要だとしています。

県は来週、市町に対する説明会を開き、この案について意見交換を行う予定だということです。

一方、議員からは「宿泊税」の導入時期について質問が出ましたが、県側は「速やかな導入を目指す」と述べて、明確な時期は示しませんでした。

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