2024年3月から4月にかけて仙台市に住む女性が警察官や検察官などを装う電話で現金3220万円を騙し取られました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、3月4日仙台市泉区に住む70代のパートの女性宅の固定電話に総務省の職員や警察官を装った男から「あなた名義の携帯電話が勝手に契約されている。詐欺の共犯者としてあなたのことを調べている」と嘘の電話がありました。

翌日3月5日には警察官を装った別の男から通信アプリで電話があり「犯人はあなたから直接、通帳やキャッシュカードを受けとった」と話していて「あなたにも逮捕状が出ている」と言われました。

さらに今度は検察官を名乗る男から「事件に関与していないか調べるため今から伝える口座に指定した金額を振り込んでほしい」などと指示され女性はこの話を信用し3月15日から4月6日までの間、18回に渡って3220万円を振込みました。女性は検察官を名乗る男から「捜査が終わったら順次返金する」と言われていましたが、連絡が取れなくなり詐欺の被害に気づき警察に届け出ました。

泉警察署

警察は、特殊詐欺事件として捜査しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。