バイクがガードケーブルにぶつかりライダーが死亡した鳥取県若桜町の事故現場を地元の人達や警察が点検し、再び事故が起きないよう注意を呼び掛けていくことを確認しました。
戸倉峠につながる鳥取県若桜町の国道29号では5月3日の夕方、バイクが道路左のガードケーブルにぶつかり、運転していた兵庫県の男性が崖下に投げ出されて死亡しました。
現場点検には郡家警察署のほか道路管理者の国土交通省や若桜町、地元で交通安全に取り組む人達が参加し、バイクは緩やかな登りの右カーブで左側の登坂車線を走っていたことなどを確認しました。
参加者からは
「登坂車線が終わるところが丁度右カーブの出口にもなっているので看板などで危険を早めに知らせてはどうか」
「何台かでツーリングしているとどうしても前の人に遅れまいとスピードを出してしまう」
などと意見が出ていました。
地元ライダー 山村俊太さん
「片側2車線になっている部分でもあるので、登り坂、スピードも出やすい場所でもあるので、危険は潜んでいる道路かなと思います」
戸倉峠のワインディングはライダーには人気がある道路で、若桜町にはライダーが集まるスポットも設置されています。
郡家警察署 魚崎一宏 地域交通課長
「オートバイに乗られる方が管内にどんどん入ってこられる可能性が高いと思いますので、今まで以上にオートバイ利用者に対する広報啓発活動を行っていく必要もあるかなと考えています」
ライダーへの注意喚起に加えて登坂車線の終わりが今のままでいいかなども関係機関が検討していくことになりました。
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