4月、北海道釧路市で、50代の女性が首に傘を押し当てられるなどして、意識不明の重体となった事件で、釧路地方検察庁は16日、隣の家に住む55歳の無職の男を殺人未遂の罪で起訴しました。

 起訴状などによりますと、釧路市の無職、中塚武俊被告55歳は、4月25日深夜、自宅の隣に住む54歳の女性の首を両手で締め付け、さらに首に傘を押し当てるなどして圧迫し殺害しようとした殺人未遂の罪に問われています。

 女性はその後、蘇生後脳症などの全治不詳の傷害を負い、現在も意識は戻っていないということです。

 また女性はこれまで4回にわたり、中塚容疑者やその親族から身に覚えのない借金を返すよう要求されたり「枕を盗んだ」と言われたりするなどの「嫌がらせをされた」と警察に相談していました。

 釧路地検は中塚被告の認否を明らかにしていませんが、逮捕当時、警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めていたとうことです。

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