去年9月、仙台市内に住む70代の女性からキャッシュカードをだまし取り、現金およそ90万円を引き出したとして、群馬の無職の男が逮捕されました。

詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、群馬県前橋市の無職、高木正博容疑者(28)です。警察によりますと、高木容疑者は何者かと共謀し、去年9月8日、仙台市宮城野区の70代の女性に「キャッシュカードが犯罪に利用されている」「新しいカードを作り古いカードを破棄する必要があるので預かりに行く」などとうその電話をかけました。その後、高木容疑者が警察官を装い女性の自宅を訪問し、キャッシュカード2枚をだまし取ったうえ、当日とその翌日に仙台市内や東京都内の金融機関などに設置されたATMから現金およそ90万円を複数回に分けて引き出した疑いが持たれています。

仙台東警察署

女性から被害の相談を受けた警察が防犯カメラを調べるなど捜査を進め、容疑者の逮捕に至ったということです。警察の調べに対し、高木容疑者は容疑を認めているということです。警察は、特殊詐欺グループの犯行とみて捜査を進めています。

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