四国88カ所をPRしようと、伊予鉄道が16日から「お遍路電車」の運行を開始し、愛媛県松山市駅で出発式を行いました。

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記者
「きょうから始まるお遍路電車。お寺の名前やお遍路さんのマークがあり、四国を象徴する電車となっています」

16日の出発式では「四国霊場会伊予部会」の住職がお経をとなえて安全を祈願した後、関係者がテープにはさみを入れ運行開始を祝いました。

ご当地電車第6弾となる「お遍路電車」。
外観に加え、車内も遍路傘の吊り革のほか、歴史や札所を紹介するポスターを掲示するなどお遍路を全面にPRしています。

伊予鉄グループ代表取締役社長 清水一郎社長
「世界に発信して四国遍路の世界遺産を目指して行くことが狙い。県外から海外からどんどん四国に来てもらいお遍路さん八十八ヶ所も回ってもらいたい」

“お遍路電車”は、市内電車の通常ダイヤで16日からおよそ3年間運行される予定で、乗客と市民らに遍路文化を発信します。

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