派閥の裏金事件をめぐり、自民党がまとめた政治資金規正法の改正案について、立憲民主党の長妻政調会長は「顔を洗って出直してほしい」と酷評しました。

立憲民主党 長妻昭 政調会長
「本丸にもかすりもしないわけでありますので、本当に顔を洗って出直してほしい」

立憲民主党の長妻政調会長は、自民案でパーティー券の購入者の公開基準が今の「20万円超」から「10万円超」への引き下げにとどまっていることについて、“パーティーの開催回数を倍にすれば、今と全く変わらない”と指摘。

「パーティーが抜け道になるのが全く防げないような案だ」と批判しました。

さらに長妻氏は、企業団体献金の禁止や政策活動費の廃止などが盛り込まれていないことから、「顔を洗って出直してほしい」と酷評しました。

立憲民主党は、国民民主党と共にまとめた政治資金規正法の改正案を、早ければ17日に提出する方針です。

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