毎日のように目撃されているツキノワグマについて。青森県は15日、県で定める基準を超えたため県内全域に「ツキノワグマ出没注意報」を発表しました。

県によりますと、4月のクマの出没情報は19件で、過去5年間の4月の平均値の1.76倍となりました。県が定める基準を超えたため、青森県はツキノワグマ出没注意報を発表しました。注意報の発表は2年連続です。

対象は県内全域で、期間は5月15日~11月30日までとなります。

県内では2024年4月までに33件の出没情報があり、年間で過去最多だった2023年の同じ時期と比べても多くなっています。

県自然保護課は、山に入る時はなるべく複数人で音を出しながら歩くようにすることやクマを誘い出す生ごみや野菜、果実のごみを適切に処理するように呼びかけています。

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