奈良市の小学校で、給食のご飯の中から金属片が見つかりました。これまで健康被害は確認されていないということです。

奈良市によりますと、奈良市立富雄第三小中学校の14日昼の給食で、小学校のあるクラスで米飯を配膳していた際に、金属片の混入が見つかりました。

そのクラスの児童には、ご飯を食べないよう指導したということですが、同じ釜で炊かれた米飯は、ほか3クラスにも配膳されていて、すでに食べていた児童生徒もいたということです。

その後、他に金属片などの異物は見つかっておらず、これまで健康被害の報告もされていないということです。

金属片は、直径が3ミリほどで円弧のような形、正体はわからず奈良市などが、原因とあわせて調査しています。

同校は、小学校12クラス、中学校6クラスの施設一体型で、給食は自校調理しています。米飯は当該の釜を含む、複数の釜で調理されていますが、あすは米飯給食を全て中止し、パン提供に切り替えるということです。

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