阿蘇中岳の噴火警戒レベルが「2の火口周辺規制」に引き上げられました。

気象庁によりますと、阿蘇中岳ではきょう午前9時過ぎから火山性微動の振幅が大きい状態で推移し、火山活動が高まっているということです。

また火山ガスの放出量は、1日あたり1600トンとやや多い状態です。

このため、中岳第一火口からおおむね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火が発生するおそれがあるとして、気象庁は、午後10時半に噴火警戒レベルを1から2の「火口周辺規制」に引き上げました。

レベルの引き上げに伴って火口からおよそ1キロの範囲内は立ち入りが禁止され、火口見物はできなくなりましたが、山上広場や草千里での観光は可能です。

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