5月14日夜、大阪市港区で夫とみられる男性を包丁で刺したとして、64歳の女が逮捕されました。男性は搬送先の病院で死亡しました。

 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪市港区南市岡に住む、自称フィリピン国籍の岡田パメラ容疑者(64)です。

 警察によりますと岡田容疑者は、14日の午後10時すぎ、自宅の3階で、夫とみられる76歳の男性の腹部を包丁で刺した疑いが持たれています。

 岡田容疑者自身が「夫を刺した」という旨を消防に通報。その後、警察官が現場に駆けつけると、包丁を持った岡田容疑者と、腹部から出血した状態で倒れている男性を見つけたということです。

 男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。

 岡田容疑者と死亡した男性は2人で暮らしていたとみられています。

 取り調べに対し岡田容疑者は、「『死ね』と言いながら腹を刺しました」と、容疑を認めているということです。

 また岡田容疑者は、「事件前に夫から『料理はまだか」などと言われたことに腹が立ち、2階の台所から3階に駆け上がり男性を刺した」という趣旨の供述もしているということです。

 警察は容疑を殺人に切り替え捜査する方針です。

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