中部電力は、愛知県新城市と設楽町に計画していた風力発電を断念です。

中部電力は新城市と設楽町にまたがる約6.4平方キロメートルの土地に、最大20基の風力発電機を設置することを検討していて、2022年から調査を行っていました。

発電出力は最大で8万6000キロワットを見込んでいましたが、平均風速や風向きなどの調査を複数回行った結果、期待以上の風が吹かず、事業化が困難と判断。

14日、計画を取りやめると発表しました。

計画を巡っては、環境への影響を懸念する住民団体がことし3月、新城市長に約1万筆の反対署名を提出していました。

当時の市民団体代表の矢頭一起(やとう・かずゆき)さんは、CBCの取材に「当初の目的が達成できて安堵している」とコメントしています。

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