札幌市は、中央区役所の貸し出し用の車いす2台がなくなったことを、14日発表し、返却を呼びかけています。

中央区役所よりますと、9日午後1時ごろ、総合案内の担当者から、「来庁者に貸し出した車いすが戻ってきておらず、貸し出せる車いすが1台もない」と報告がありました。

中央区役所には、貸し出し用の車いすが、玄関の風除室に2台用意されていて、自由に使用できる状態でした。

庁舎内の職員に確認したところ、2日昼ごろに2台、8日午後2時ごろに1台あったことは確認できていたものの、以降、車いすは、1台もない状態だった可能性があるということです。

職員らが、庁舎内や周辺の通路、隣の本庁舎などを探しましたが、車いすは見つからなかったため、13日、警察に相談したということです。

これまでに、貸し出し用の車いすが2台ともなくなってしまったことはないということです。

札幌市は、来庁者が、誤って車いすを持ち帰った可能性もあるとして、返却を呼びかけています。

現在、予備の車いすを2台を、総合案内の横に用意して、声かけなどをしたうえで、貸し出しをしているということです。

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