燃料デブリの試験的な取り出しに向けて、東京電力は13日、福島第一原発の2号機で配管の堆積物の除去作業を完了したと発表しました。
福島第一原発2号機では、今年10月までに燃料デブリの試験的な取り出しが計画されています。しかし、ロボットを投入する入り口部分をケーブルなどが溶けて固まった堆積物がふさいでいたため、今年1月から専用の装置を使って堆積物を取り除く作業を続けていました。
そして13日、映像や画像を確認したところ、「燃料デブリを取り出すためのロボットを設置するのに支障がない」として堆積物の除去作業を完了したと発表しました。
東京電力は今後、「今年10月までの試験的な取り出し開始を目指し、準備を進めていく」としています。
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