九州フィナンシャルグループ(FG)が発表した2024年3期目の連結決算では、純利益は263億円と過去最高益を更新しました。(前期比+17億円)

昨年度(2023年度)の半導体関連企業への融資額は、前の年度の2.5倍となる1000億円で、今年度はそれ以上の融資を見込んでいるということです。

一方で、歴史的な円安については懸念を示しました。

九州FG 笠原慶久 社長「コストプッシュインフレが継続するということになるので、あまり過度な円安が続くのはよくないのではないかと思います」

九州FG 笠原慶久 社長

またきょう(5月13日)は、熊本銀行も決算を発表しました。

本業のもうけを示す「コア業務純益」が2年連続で過去最高益の96億円(前年度比+16億円)を記録し、純利益は3億円増の46億円という、2期ぶりの増収増益となりました。

熊本銀行の坂本俊宏(さかもと としひろ)頭取は、「法人や個人ともに貸し出しが好調で、市場のニーズに対応できた結果」と分析しています。

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