保釈中に公務執行妨害事件の公判に出頭しなかったとして、佐賀県警は指定暴力団の道仁会系組員の男を逮捕しました。

「不出頭罪」去年11月に新設 佐賀県警で初の検挙

不出頭の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団道仁会系組員の井手口響哉容疑者(25)です。

井手口容疑者は、保釈中だった今年2月に、佐賀地裁が指定した初公判の期日に出頭しなかった疑いが持たれています。

警察によりますと、井手口容疑者は去年12月に公務執行妨害の疑いで逮捕・起訴され、今年2月に保釈されていました。

不出頭が発覚後、警察が行方を捜していましたが、今年3月に別の事件で井手口容疑者を逮捕していました。

取り調べに対し、井手口容疑者は黙秘しているということです。

不出頭罪は、去年11月に施行された改正刑事訴訟法で新設されていて、佐賀県警では初めての検挙となります。

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