孫になりすまして80代の夫婦から現金100万円をだまし取ったとして、リクルート役の23歳の男が警視庁に逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは住居不定・無職、加藤友哉容疑者(23)です。

加藤容疑者は去年12月、仲間と共謀して東京・台東区に住む80代の夫婦に対して、「かばんをなくしてお金が必要になった」などと孫を装ってウソの電話をかけ、現金100万円をだまし取った疑いがもたれています。

警視庁によりますと、加藤容疑者はこの事件のリクルート役で、すでに逮捕されている知人で無職の男(18)を勧誘し、いわゆる「受け子」をさせていたとみられています。

取り調べに対し加藤容疑者は「詐欺はやっていません」と容疑を否認しています。

加藤容疑者と無職の男はこれまでに住居侵入や窃盗などの疑いで逮捕されていて、携帯電話の解析などから加藤容疑者の今回の事件への関与が浮上したということです。

警視庁はほかにも指示役がいるとみて詳しく調べています。

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