太平洋戦争の歴史を調査している大分県の団体が「戦艦大和」の初のカラー映像を確認し、公開しました。

沖縄に特攻する半月ほど前、山口県岩国市沖で米軍の攻撃を避ける戦艦大和。

10年以上にわたってアメリカ国立公文書館から入手した太平洋戦争の映像を分析、研究している大分県宇佐市の市民団体がきのう、場所などが特定できた新たな17点の内容を公開しました。

この中で、アメリカ軍から攻撃される戦艦大和のカラー映像が初めて確認されました。爆撃を避けようと回避行動を取る様子が収められています。

豊の国宇佐市塾 織田祐輔さん
「大和の映像を見つけてほしいと言われることが多かった。研究の1つの目標は達成できた」

市民団体は今後、さらに大きく映った戦艦大和の映像を探していきたいと話しています。

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