12日未明、歩行者の男性をバイクではねて、その場を立ち去ったなどの疑いで、45歳の男が逮捕されました。

警察によりますと、12日午前1時ごろ、兵庫県三田市三田町の路上で、30歳の男性が、路上で頭から血を流した状態で見つかり、意識不明の状態で救急搬送されました。

警察は近くの住民から、「バイクと衝突していて、乗っていたと思われる人は、バイクを起こして立ち去った」などの情報も聞き取り、ひき逃げ事件として調べていました。

また、事故の約20分前、近くの防犯カメラに男性とみられる人物がふらつきながら歩き、道路に倒れる様子が映っていたということです。

その後、三田警察署に45歳の男が出頭してきたということで、警察は男を、排気量110CCのスクーター型のバイクで、男性をはね、大けがを負わせたにも関わらず、救護することなくその場を立ち去った道交法違反(救護義務違反、事故不申告)などの疑いで逮捕しました。

押収した男のバイクには衝突した痕などがあるということです。取り調べに対して男は、「事故をしたことは間違いない。人とはわからなかった」と容疑を一部否認しているということです。

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