自民党の森山総務会長は、派閥の裏金事件を受けて離党した世耕前参院幹事長について、改選になる来年の参院議員選挙で対抗馬を擁立するべきではないとの考えを示しました。

自民党 森山総務会長
「世耕さんの今までの実績を考え、今後も活躍を期待をする意味からも、しかるべき対応があっていいのではないか」

森山氏は、自民党を離党し、来年の参議院選挙で改選となる世耕議員について、「若いし将来がある」と評価した上で、「県連の判断に委ねるしかないが、賢明な判断をお願いしたい」と述べ、党として対抗馬を擁立することに否定的な考えを示しました。

森山氏は2005年の郵政選挙で自身も刺客候補を立てられた経験を踏まえ、「刺客を立ててやることが本当にいいのかといまだに思っている」と話しました。

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