5月11日、大阪でギャンブル依存症対策について考えるシンポジウムが開かれました。

 (ギャンブル依存症問題を考える会 田中紀子代表)「大阪は全国のギャンブル依存症に対して、きちんと対策を打ち出すべき。方向性が全く違うし、手ぬるいし生ぬるい」

 11日、大阪で開催されたギャンブル依存症対策について考えるシンポジウム。依存症患者の支援者団体の代表が講演を行い、大阪府議会の各会派の議員らと意見を交換しました。

 支援団体によりますと、コロナ禍などを背景に、オンラインギャンブルに関する相談件数が20代から30代を中心に急増しているということです。大阪のIRの開業をきっかけに依存症の患者を増やす懸念があり、抜本的な対策を府議会議員らに求めました。

 一方、府議会議員からは、啓発活動の目標見直しや民間支援団体との連携について意見が出ました。

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