ホタテの養殖が盛んな北海道豊浦町で、稚貝をロープに取り付ける「耳づり」の作業が行われています。

噴火湾のホタテ養殖発祥の地と言われる豊浦町…「耳づり」は、春先に沖合のかごの中で育成した稚貝の中から6センチから7センチに育ったものを選別し、長さ15メートルのロープのピンに取り付ける作業です。
貝の耳と呼ばれる部分に一つ一つ穴をあけて、1本のロープに250個の稚貝を取り付けます。

ホタテ漁師 吉川秀明さん
「欠刻(貝の欠損)や変形も少ないようだし、ほとんど無いと同じだから、順調に育ってくれればいい」

貝をつないたロープは沖合の養殖施設でつるされ、1年で出荷できる大きさに成長するということです。
この「耳づり」作業は、20日ごろまで続く見通しです。

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