5月11日、神戸市立王子動物園では、今年3月に死んだジャイアントパンダ「タンタン」を偲ぶ特別展が始まりました。

 会場内にはタンタンの写真パネルがずらりと並びます。3月末、人間なら100歳近くの28歳で死んだタンタン。2000年に阪神・淡路大震災からの復興を目指す神戸の街を元気づけようと中国から貸し出され、その愛くるしい見た目から「神戸のお嬢さま」の愛称で親しまれていました。

 11日に始まった特別展では、中国から運ばれたときに使われたケージや遊んでいたタイヤなど、ゆかりの品も展示されています。

 来園者は…

 「私が知らない時代のタンタンも見ることができて感無量といいますか、泣きそうになっています」
 「私たちも幸せだったし、タンタンもきっと幸せだったと思います」

 特別展は9月1日まで開催されるということです。

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