青森県平川市の農業高校の生徒たちが地域のリンゴ園で実すぐり作業の実習を行い、農家の手助けをしながら学びを深めていました。

県立柏木農業高校の実習には1年生45人が参加しました。生徒たちは平川市の長尾忠行市長から「リンゴ産業がどのようにして成り立っているのかをしっかり学んできてください」と激励されたあと、グループごとに実習先となるリンゴ園へ出発しました。このうち、広船地区で高密植栽培に取り組んでいる長尾博人さんの園地を訪れた生徒たちは、枝に着く花の株の数が多いため、中心となる大きな実を選ぶのに苦労しながら作業を進めていました。

※実習を体験した生徒
「簡単でたいへん面積が大きくていっぱい木もあるので全部やるのは結構たいへんだと思う」
※リンゴ農家長尾博人さん
「農作業を体験して楽しみが少しでもわかってもらえればこれから農家をやる人が一人でも増えればよい」

柏木農業高校では10月に各地域の農家で収穫の実習も行って、生徒たちにリンゴ栽培について理解を深めてもらうことにしています。

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