武蔵野市役所(資料写真)
市などによると、遠藤氏は今年3月15日、卒業生にハラスメント行為をしたとして、早稲田大からけん責処分を受けた。市は同月22日に処分を把握したが、議会に報告せず、26日の市議会本会議で教育長任命の同意が可決された。 就任後、処分を知った市議が市に問い合わせて問題が発覚。遠藤氏は4月末に「一身上の都合」を理由に辞職願を提出し、小美濃安弘市長も同意した。この問題を受けて市は今月9日、小美濃市長の給料を100分の20、伊藤英穂副市長の給料を100分の10、それぞれ1カ月減額する条例案を市議会臨時会に上程し、可決された。 市長は9日の市議会で「意図的に隠すつもりはなかった」などと釈明。市の担当者は「本人に話を聞いたが、相手側への確認ができなかったことなどから、総合的に判断した」と話した。(宮本隆康) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。