職員が入所者の目や口をテープでふさぐなどの虐待をしていた問題で、県が監査に入りました。

 5月10日、和歌山県が監査に入ったのは上富田町の障がい者支援施設「南紀あけぼの園」です。この施設では今年1月、女性職員(30代)が知的障がいがある入所者の目と口をテープでふさぎ、その様子をスマートフォンで撮影したということです。

 施設を運営する県の福祉事業団によりますと、女性職員は撮影した画像を同僚と共有したほか、別の入所者に対しても顔をたたくなどの虐待行為を行っていたということです。

 監査に入った県は、運営体制の確認や職員への聞き取りを行ったということです。事業団は女性職員を5月10日付けで懲戒解雇する方針です。

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