岩手県奥州市で初めてとなる公式マスコットキャラクターが10日、お披露目されました。地元出身の漫画家・吉田戦車さんがデザインした、その名も「おうしゅうたろう」です。

市の若手職員によるプロジェクトチームが「奥州市に住み着いた宇宙人」をコンセプトに奥州大使を務める吉田さんに依頼したところ、出来上がったのが「おうしゅうたろう」です。吉田さんによると、大まかなイメージの基は、アテルイなど蝦夷と呼ばれる先人なのだそうです。
キャラクターの名称は市内在住の小中学生から公募し、356点の中から選ばれました。また、「穏やかで楽観的」な性格で、好きな食べ物は米の「ひとめぼれ」といったプロフィールも設定されています。

記者発表したプロジェクトチームの若手職員

10日はプロジェクトチームのメンバーが市役所で記者会見をして、市としては初めてとなる公式マスコットキャラクターが披露されました。メンバーの20代から30代の若手たちは「市役所の堅いイメージを取り除き、市の魅力を発信したかった」と制作の経緯について説明しました。今後はSNSでの発信の他、着ぐるみを作ってイベントでのPRを検討しているということです。

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