水俣病の患者らの団体との懇談会で、環境省の職員がマイクの音を切った問題を受け、伊藤環境大臣は、水俣病への体制を強化すると述べました。

この問題は今月1日、水俣病の患者らの団体と伊藤大臣との懇談会で、環境省側が発言の持ち時間を過ぎたとして団体側のマイクの音を消し、発言を遮ったものです。

伊藤信太郎 環境大臣
「今回の深い反省の上に立って、環境省として皆様に寄り添って対応してまいります」

伊藤大臣はきょう体制を強化すると述べ、具体策として▼環境省内に担当職員を増やすほか、▼大臣や副大臣・政務官など各レベルで懇談する機会を多く作るとしています。

さらに伊藤大臣は、「水俣病の問題が終わっていない責任は環境省に多くある」「スピード感を持って、解決のために進んでいきたい」と話しました。

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