沖縄の「てびち料理」が文化庁の「100年フード」に認定され、豚にまつわる歴史ストーリーが残るうるま市でお披露目式が行われました。

豚足を煮込んだ「てびち料理」は琉球王国時代、中国からの使者を迎えるための宮廷料理として用いられ、その後庶民の料理として親しまれています。

先月、文化庁が地域に根付いた食文化の継承を目指す「100年フード」にてびち料理を認定したことを受け、うるま市で13日にお披露目式が行われました。

戦後、食料が不足した時代にハワイのウチナーンチュから送られた豚が勝連半島に到着するなど、豚と縁が深いうるま市。

式では豚の生産者に認定証が手渡されたほか、会場では限定300食でてびち汁が無料で振る舞われました。

うるま市に関係する食文化が100年フードに認定されるのは「勝連のもずくてんぷら」に続いて2例目だということです。

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