熊本地震から1年半が経過した平成29年(2017)11月。復旧が進む益城町をドローンで撮影しました。

当時ニュースはこう伝えています。「去年4月、2度の震度7を観測した益城町。実に町内の住宅のおよそ6割が全半壊の被害を受けました。

これは地震から2か月後の益城町を上空から撮影した映像です。

倒壊したまま手付かずの家屋が並びます。

そしてこちらが地震から1年半がたった益城町の街並みです。

先月一杯で公費解体がほぼ完了し、被災した住宅の多くが更地となりました。そして少しずつですが新しい家も建ち始めています。

その一方で、町では今なお多くの人が避難生活を余儀なくされています。

町内最大の516戸が整備されたテクノ仮設団地など仮設住宅やみなし仮設で暮らす人は町全体でおよそ7000人に上ります。

地震が爪痕を残したのは住宅だけではありません。

湧水地としても知られる潮井神社では断層が現れ、石段などが崩れる被害が出ました。町ではこの断層を防災教育に生かそうと町の文化財に指定しました。県でもこうした地震の爪痕を教訓として後世に伝える「震災ミュージアム」構想が進めらています。」

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