熊本地震から1年半が経過した平成29年(2017)11月。復旧が進む西原村をドローンで撮影しました。

当時ニュースはこう伝えています。「都市圏に最も近い阿蘇、阿蘇郡西原村です。豊富な水や肥沃な土に恵まれ、古くから農業が盛んな地域です。

この日は秋晴れの下、村の特産品のひとつサツマイモの収穫の収穫が行われていました。去年4月、村は震度7の揺れに襲われ、村内の1376棟が全半壊する被害を受けました。

村の中心部に建設された総戸数312戸の小森仮設団地などで未だ1222人が避難生活を続けています。地震は村の風景も変えました。

村のシンボル的な存在だった俵山にある風力発電所の風車です。地震前は南阿蘇村側の3基と合わせ13基が高原の風を受けゆっくりと羽根を回していました。しかし、地震で基礎部分などに大きな被害があり、ひび割れなどが目立つものは羽根をおろさざるを得ませんでした。

西原村側の10基のうち現在、1基が稼働中で残り9基は点検や補修が済み次第、順次再開する予定です。」

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