新潟空港付近を飛行していた航空自衛隊の輸送機でスライド式の窓が開くトラブルがあり、9日午後5時過ぎに新潟空港へ緊急着陸しました。
けが人はいませんでした。

トラブルがあったのは、埼玉県にある航空自衛隊入間基地所属のC2輸送機です。
航空自衛隊や新潟空港事務所によりますと、飛行中に左側のスライド式の窓が開き、午後4時59分に機長が「緊急状態」を宣言。
午後5時17分に最寄りの新潟空港に緊急着陸しました。

消防によりますと、事故に備えて消防車が出動しましたが、けが人はいないということです。

また、新潟空港の一部滑走路が閉鎖されましたが、午後5時20分に運用が再開されました。

航空自衛隊によりますと、輸送機は訓練中だったということで、窓が開いた原因を調べています。

この緊急着陸の影響で、千歳空港から新潟空港に向かっていた日本航空の飛行機の到着が10分ほど遅れたということです。

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