堀江貴文さんをかたる偽のネット広告にだまされ、男性が約2億2500万円の詐欺被害を受けました。

 警察によりますと、大阪府内に住む70代の男性は今年2月下旬、堀江貴文さんをかたる偽のネット広告に興味を持って連絡を取ったところ、アシスタントを名乗る人物から『銀』への投資を持ちかけられました。「期待されるリターンは毎月の利益が85%」などとうその説明をされ、男性は今年2月から4月にかけて計約2億2500万円をだましとられたということです。

 やり取りの際、ボイスメッセージが送られてきたため、男性は相手が堀江さんだと信じたということですが、ボイスメッセージはAI(人工知能)で作られたとみられています。

 警察庁によりますと、SNSを使った投資詐欺の被害は、去年277億9000万円にのぼっていて、堀江さんらは4月に自民党の会合で法規制を含めた対策などを求めています。

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