7年前、熊本市の県道で男性が倒木で死亡した事故で、熊本市が土地の所有者に約6000万円の支払いを求めて提訴しました。

この事故は7年前、熊本市東区の県道で、倒木が乗用車を直撃して、運転中の当時32歳の男性が死亡したものです。

男性の遺族は、「県道を管理する熊本市と土地の所有者が、管理を怠ったことが原因」として、損害賠償を求めて提訴。

最高裁でおととし(2022年)、熊本市と所有者に合わせて約6000万円の支払いを命じる判決が確定していました。

これを受けて熊本市は、「事故の3年前から倒木の可能性があるとして複数回、伐採を求めたのに、所有者が対応しなかった」として、所有者に対し、遺族に支払った全額の支払いを求めて提訴しました。

この裁判の初弁論がきょう(5月9日)、熊本地裁であり、所有者側は争う姿勢を示しました。

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