多くの観光客が訪れる奥入瀬渓流(青森県)で、散策を楽しむ人たちの安全を守るため、遊歩道沿いの樹木の安全点検が始まりました。

安全点検は、樹木医の岩瀬直樹さんや県の担当者などが、石ヶ戸休憩所から焼山に至る約5kmの区間で行われました。

調査では、枝が折れて落下する恐れがないかなど、木槌で幹を叩いたり双眼鏡で覗いたりしながら、危険な木に目印を付けるなどしていました。

県樹木医会 岩瀬直樹事務局長
「2月に大雪が降ったということで、結構枯れ枝とか折れ枝が目立っているように思われます。大勢の観光客含めてお客さんが訪れる場所ですので、調査の方は確実にやっていきたい」

調査は10日まで行われ、県では木の状態によって、枝の伐採などの処理をして安全を確保することにしています。

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