高市経済安全保障担当大臣は先月、防衛省が特定秘密の漏洩があったことを公表したことを受けて、再発防止策を指示しました。

高市経済安全保障担当大臣
「先月26日、防衛省が特定秘密の漏洩事案2件を公表しました。本件は我が国の安全保障を支える情報保全体制への信頼を損なう、深刻な問題であると捉えるべきでございます」

経済安全保障分野における機密情報の取り扱いを有資格者のみに認める「セキュリティ・クリアランス制度」を創設する法案が国会で審議されていますが、高市大臣は8日に開かれた政府の会合で、防衛省で公表された漏洩について「深刻な問題と捉えるべき」と指摘しました。

そのうえで、各省庁に対し、管理態勢を再点検し、職員に情報の保全教育を実施することなどを再発防止策として指示しました。

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