タクシー運転手が還付金詐欺を未然に防いだとして警察から感謝状が贈られました。一体どのように詐欺を防いだのでしょうか。
この日、倉吉警察署長から感謝状を贈られたのは、市内のタクシー運転手仲倉憲志さんです。
タクシー運転手がどのように詐欺を防いだのでしょうか。
3月8日、午後5時過ぎ、仲倉さんが運転するタクシーに60代の女性が乗り込み、「急いで銀行に向かってください」と言われたそうです。
しかしすでに窓口の営業時間外だったため、不審に思った仲倉さんは女性に「どんな内容の電話でしたか?」と声を掛けました。
すると女性は「介護保険料が返還されると連絡があって、今日中にATMに行くよう言われているんです」と話したため、仲倉さんは、女性が還付金詐欺に遭いかけていると直感。倉吉警察署の電話番号を書いた紙を渡して、相談するよう促しました。
女性はその後、ATMに行く前に警察に相談し、詐欺被害に遭わずに済んだのです。
日本交通 仲倉憲志さん
「だまされる方がこんなに近くにいらっしゃるんで、これからも声をかけようかなと思っております」
倉吉警察署は電子マネーでの支払いを誘導される場合は詐欺を疑ったり、自宅の電話機を常に留守番電話設定にしたりするなどの対策を呼び掛けています。
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