大麻取締法違反の罪に問われた元福山大学のサッカー部員に広島地裁福山支部は8日、懲役1年執行猶予3年の判決を言い渡しました。

判決によりますと、男は2023年9月、広島県福山市内のコンビニで大麻植物片約0・989㌘を所持。また、ことし1月には同じサッカー部員から大麻リキッド約0・628㌘を代金7千円の約束で譲り受けました。

広島地裁福山支部の松本英男裁判官は、「大麻を紛失し、検挙のおそれを認識していたのに大麻リキッドを譲り受ける犯行に及んだ」などとして、「大麻への親和性が認められ、規範意識にも相当に問題がある」と指摘しました。

一方で、「犯行を素直に認め、事の重大性を理解し、反省の態度と更生の意欲を示している」ことなどから、懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

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