去年6月、福岡市東区で知人の男性を刃物で刺して殺害したとされる男の裁判員裁判。

8日の初公判で男は「殺意は抱いていません」と起訴内容の一部を否認しました。

太ももを刃物で複数回


起訴状などによりますと解体作業員の白水義人被告は、去年6月、福岡市東区の路上で知人の男性の太ももを刃物で複数回刺すなどして殺害したとして、殺人などの罪に問われています。

8日の初公判で白水被告は、「殺意は抱いていません」と起訴内容の一部を否認しました。

検察側「危険で悪質」


冒頭陳述で検察側は、「犯行態様は執拗かつ危険で悪質。殺意をもって複数回刺した」と主張。

弁護側「傷害致死罪」を主張


一方、弁護側は、「殺意は認められず傷害致死が成立する」と主張しました。

判決は5月20日に言い渡される予定です。

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