違法に捕獲された野鳥を販売したなどとして、70代の店の経営者の夫婦が警視庁に逮捕されました。

部屋に並べられた50を超える鳥かご。たくさんの鳥が動き回っています。

福島県いわき市の小鳥の販売店経営・塚本二治男容疑者(78)と妻のとし子容疑者(73)はおととし12月ごろ、捕獲が禁じられているウグイスとメジロなどあわせて11羽を、およそ3万3000円で違法に販売した疑いなどがもたれています。

2人は、違法に販売する鳥については客らの目に触れないよう、二重の隠し扉の奥のスペースで飼育していたということです。

取り調べに2人は容疑を認めていて、夫の二治男容疑者は「常連客が密猟したものを仕入れ、1年で最大100羽ほどを1500円から8000円で販売していた」などと供述しているということです。

警視庁は2人から鳥を購入するなどした男女5人も書類送検していて、野鳥の入手ルートなどを詳しく調べています。

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