栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で、逮捕された指示役の男が首謀者とみられる男から「遺体の処分を頼まれた」と供述していることがわかりました。

逮捕された人物の役割が新たにわかってきました。

この事件は先月16日、那須町で宝島龍太郎さん（55）と妻・幸子さん（56）の遺体が見つかったもので、夫婦の娘の内縁の夫で首謀者とみられている関根誠端容疑者（32）と不動産会社経営の前田亮容疑者（36）がけさ、送検されました。

その後の取材で、すでに逮捕されている指示役の佐々木光容疑者（28）が関根容疑者から「金を受け取って遺体の処分を頼まれた」と供述していることが新たにわかりました。

佐々木容疑者は当初、「知らない人から頼まれた」と供述していましたが、その後、「知り合いの誠端さんから頼まれた」と供述を変えていて、関根容疑者と面識があり、指示されたことを認めたということです。

また、関根容疑者と佐々木容疑者は夫婦が遺体で見つかった先月16日、都内の駐車場などで接触していたことも新たにわかり、警視庁は全容解明を進めています。

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