知事らの誹謗中傷をしたとして兵庫県は元幹部職員を停職の懲戒処分としました。

停職3か月の懲戒処分となったのは、兵庫県の元西播磨県民局長の男性職員(60)です。

兵庫県によりますと、男性職員は、今年3月兵庫県知事や一部の幹部職員を誹謗中傷する内容の文書を作成し、流出させたということです。

また、男性職員は、おととし5月、同僚の職員の人格を否定する文書を匿名で送付し、職員に精神的苦痛を与えるハラスメント行為を行っていたことも判明したということです。

さらに、男性職員は2011年から14年にわたり、勤務時間中に計200時間程度、多い日で1日3時間、公用のPCを使用して業務と関係ない私的な文書を作成し、職務専念義務等に違反していたということです。

また県は、去年8月に県内企業から受け取ったコーヒーメーカーの返却を指示されていたにもかかわらず、半年以上返却を怠ったとして、産業労働部の男性部長(55)を訓告処分としています。

 斎藤知事「極めて遺憾であり、県民の皆様にお詫び」

 懲戒処分に際して、斎藤知事は「このような事案が起きたことは極めて遺憾であり、県民の皆様にお詫び申し上げます。今後、風通しのよい職場づくりに努めてまいります」などとコメントしています。

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