NHKに地上波番組などのインターネット配信を「必須業務」と義務づける放送法の改正案が、衆議院・本会議で与党などの賛成多数で可決しました。

NHKのネット業務は、現在、放送を補完する「任意業務」ですが、改正法が成立すれば放送と同じく必須業務となります。

対象は、▼放送番組の同時配信や、▼見逃し配信でテレビを持たない視聴者がスマートフォンなどでネット配信を見る場合は、受信契約を結ぶことが必要となります。

また、放送内容を超えるネットコンテンツの無料配信は原則廃止となりますが、地震や台風といった災害などの緊急情報は引き続き無料で提供されます。

改正案は参議院に送られ、今の国会で成立する見通しです。

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