栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で、警視庁は新たに夫婦の娘の内縁の夫を遺体を損壊した疑いで逮捕しました。一連の犯行の首謀者とみられています。

先月16日、那須町で宝島龍太郎さん(55)と妻・幸子さん(56)の遺体が見つかった事件で、警視庁はきのう、新たに宝島さんの娘の内縁の夫・関根誠端容疑者(32)を死体損壊の疑いで逮捕しました。

この事件では既に指示役の佐々木光容疑者(28)、仲介役の平山綾拳容疑者(25)、実行役の姜光紀容疑者(20)、若山耀人容疑者(20)の4人が逮捕されていて、佐々木容疑者は「別の人物から遺体の処理を依頼された」と供述していました。

捜査関係者によりますと、関根容疑者がこの事件の首謀者として一連の犯行を指示したとみられています。

警視庁はきのう夜から関根容疑者の自宅の家宅捜索を行っていて、宝島さん夫婦と関根容疑者との間に何らかのトラブルがあったとみて調べています。

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