6日未明、長野県松本市の住宅に2人組の男が押し入り、現金十数万円などを奪って逃げました。

警察が強盗事件として、犯人の行方を追っています。

上條剛正記者リポート:
「強盗事件の現場は、山あいの集落の一番奥の民家です。」

6日午前2時半過ぎ、松本市保福寺町の住宅に2人組の男が押し入り、2階で寝ていた50代の男性に刃物のようなものを突きつけ、「金を出せ」などと脅しました。

男2人は現金十数万円などを奪って逃走したということで、犯行の際に男性は体を縛られ、わき腹などに痛みがあるということです。

別の部屋にいた90代の父親にけがはありませんでした。

現場は、松本市四賀地区の幹線道路から、谷に沿って1キロほど上がった、山あいに民家が点在する集落です。

地元の人によりますと、現在人が住んでいるのは3軒で、山菜採りの人が時折通る以外、訪れる人はほとんどないということです。

地元の住民は:
「サイレンの音でびっくりして飛び起きた。高齢のお父さんと息子さん、そんな事件が起きるような関係じゃないと思いますがね」
「おどけたね。何でそこが狙われたかね。もうおっかねえ。うちも鍵なんかかけないもん。うちもかけてないけど、今夜から鍵かけないと」

逃げた2人組は、いずれも20代くらいで身長180センチほどの中肉だったということで、警察は強盗事件として捜査しています。

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