徳島県藍住町で、特産の「春ニンジン」の出荷が最盛期を迎えています。

 機械で次々と掘り出され収穫されていく春ニンジン。ニンジンは夏から冬にかけて収穫されるのが一般的ですが、徳島県藍住町ではビニールハウスを利用して端境期の春に収穫し、年間約1万5000トンを出荷しています。

 藍住町の春ニンジンは、ハウス内で50度近くまで上昇する日中の気温と夜間の冷え込みとの寒暖差で甘さが増すのが特徴で、糖度は果物並みの8度から12度もあるということです。

 綺麗に泥を落とされた春ニンジンは大きさによってわけられ、京阪神を中心に全国各地に出荷されます。

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