1日午前、札幌市白石区で、10代の妻の顔に缶飲料を投げつけて打撲などのけがをさせたとして、22歳の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区菊水2条3丁目に住む22歳の無職の男です。
 この男は、今月1日午前8時ごろ、同居する10代の妻の顔に未開封の500ml缶を投げつけ、けがをさせた疑いが持たれています。
 妻は、顔面に全治1週間の打撲のけがをしました。
 警察によりますと、当時、男と妻は生活状況をめぐり口論となっていて、腹を立てた男が犯行に及んだとみられています。
 男と妻には、幼い子どもいたということで、事件の翌日、妻と子どもが家を出たため、男が「妻がいなくなった」と警察署に相談し、いきさつを説明する中で、事件が発覚。警察は、男の容疑が固まったとして、4日逮捕しました。
 取り調べに対し、22歳の無職の男は「缶が妻に当たったことは間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。
 この夫婦をめぐるトラブルなどの相談、取り扱い歴はありませんが、警察は、男が暴力をくり返していなかったなど余罪の有無を調べています。

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