今月7日に約13年ぶりに再稼働した島根県松江市にある島根原発2号機で23日、原子炉を発電機と連結し、さらに中国電力の送電ネットワークにつなぐ発電機並列と呼ぶ作業があり、発送電が開始されました。

きょうは、運転員が中央制御室の制御盤を操作し、核分裂で発生した蒸気が発電タービンに送られると発電機出力のメーターも上がって行きます。
そして、発生した交流電流の周波数を一致させてネットワークにつなぎました。

当初、発送電開始は25日の予定でしたが、今月7日に再稼働して以降、検査や点検が順調に進んでいるとして、日程が前倒されました。

中国電力では今後、出力を徐々に通常の82万キロワットまで上げて運転状態での最終試験を行い、来月10日の営業運転再開を目指すとしています。

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