岩手大学で県内の火山防災についての講演会が開かれ「岩手山の火山活動は鈍くなっているとみられるものの今後も継続的に注視すべきである」と確認しました。

21日に開かれた講演会では、気象庁気象研究所火山研究部の岡田純主任研究官がドローンなどを活用して得た現在の岩手山の状況を説明し、参加した有識者ら100人あまりと意見を交わしました。岩手大学の研究者やOBはこの講演会を皮切りに1998年から岩手山噴火危機対策に力を発揮した産学官民による「INS岩手山火山防災検討会」を再構築する考えです。齋藤徳美・岩手大学名誉教授は、「まずは岩手山を知ったうえで、顔が見える関係を再び築いて防災に生かしたい」と話していました。

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