21日、鳥取県の国立公園大山で登山中の男性が雪で動けなくなり、22日早朝から捜索活動が行われていましたが、同日午後1時半前、救助隊によって発見されました。

琴浦大山警察署によりますと、21日午後6時ごろ、鳥取県大山町の国立公園大山のユートピアコースで、登山者の男性（36）から「雪で身動きがとれなくなった」と警察に救助要請がありました。

通報を受けた警察などが対応しましたが、天候不良のため21日は捜索活動を断念。22日早朝に救助隊が出発し、2班にわかれ16人態勢で捜索にあたっていました。

携帯電話の電池残量が少なく男性が電源を切っているためなかなか連絡がとれていませんでしたが、22日午前5時35分に本人から折り返しの連絡があり、無事を確認。また、午前10時すぎにも本人から電話があったということです。

そして、22日午後1時23分ごろ、救助隊が男性を発見。男性は意識、呼吸があり、会話もできる状態だということです。

警察によりますと、男性は単独での登山で、登山届は提出していませんでした。また、救助要請をしてきた21日午後6時時点で男性の携帯電話の電池残量は10パーセントしかありませんでしたが、男性はGPS機能を搭載した雪崩ビーコンを所持していたということです。

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